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これ水晶? ウッソーーーー。
いえ、本当です。
この写真はブラジル、ミナスジェライス州のCurveloという町の研磨所で撮りました。
右の大きな石が水晶、そして奥の木の根元にあるのが、紅水晶(ローズクオーツ)の大きな原石で、山からもってきたばかりのものです。
大きいですね!
重さは数百キロ、手で押してみましたがビクともしませんでした。
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巨大水晶を切断する、これも巨大な鋸(ノコギリ)
左側にロープがかかった大きな水晶が切断の為に台車の上にのせられています。
このような巨大な水晶を切断するための鋸の円盤が右側の塀によりかけられています。鋸も大きいですね!
水晶はモース硬度7の非常に硬い石ですので、水晶を切断するこれらの円盤の鋸の歯は、ダイヤモンドコーテイング(工業用ダイヤモンドの粉が 鋸の歯にはられています。)されています。
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山から持ってきた小さな水晶は、
小さな水晶のクラスター(原石)は最初に水洗いされます。
そして泥を落としたあと、漂白剤をいれた水のはいったドラム缶やプラスチックでできた樽のなかに2ー3日つけておきますと、大半のよごれはおとされます。
クラスター(原石)として形のよいものは、そのまま販売されます。
後ろにみえる青い樽はこの漂白のため使われます。
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きれいになったクラスター
水洗いされて、漂白された水晶クラスター(原石)です。
クラスター(原石)の大きさをあらわすため、台の右側にマイルドセブンをのせてみました。
この段階でクラスター(原石)として販売されるものと、研磨されるものに分けられます。
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巨大水晶の切断
掘り出された巨大な水晶は通常そのままでは商品になりません。石全体が100%完全無欠で産出することは非常に希で、必ずどこかに欠陥、損傷があります。
またそのサイズや重量を考えますと、博物館に置けるような質の良い石は別として、装飾用としてはやはりある程度の大きさにしなければなりません。
その為にこの写真のように巨大な水晶は最初に板状に何枚にも切断されます。
この大きな箱の底には研磨剤のはいった水が張ってあります。
鋸の歯の先端は常にこの水で冷やされると同時に研磨剤をひろいあげ、水晶を非常にゆっくり切断というよりも、鋸の歯と研磨剤で削り切るといったほうが適当かもしれません、 長時間かけて切断します。
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板状に切断された水晶を棒状に
そしてその板状に切断されたものを、今度は四角柱状に切断します。
四角柱状といっても板状から直角に切断するのではなく、斜めに切断してその断面が台形の形にします。
つぎにその台形の長い辺の両端を短い辺と同じサイズに切り落とします。
そうしますと長い六角柱状の棒状ができます。
そして柱面を研磨し、一方の端に6つの錐面をつくります。
この写真はこのようにしてできた長い六角柱状の水晶を研磨しているところです。
いまブラジルではこのように長くて、上下が同じ太さの水晶を木台の上にのせるのがはやっていますが、地震の多い日本ではあまりむかないかもしれません。
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普通のサイズの水晶の切断
ふつうのサイズの水晶の切断には鋸でなく溝のはいった円盤の切断機があります。
これはもう材木やさんやホームセンターで木材を切ってもらうような感じで切断できます。
もちろん円盤は熱くなりますので冷却のための水は欠かせませんが。
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水晶の研磨、粗削り
必要なサイズに切断された水晶は最初、目の粗いグラインダーで粗削りされます。
ポイント型、丸玉、その他の形の水晶も粗削り、中削り、仕上げ、フェルト仕上げまで4ー5回研磨されます。
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水晶の研磨、仕上げ
この写真はポイント型の水晶の底の部分の仕上げの研磨です。
研磨機はベルト状(帯状)のものですが、水晶の種類、形状によっては円盤状の仕上げ研磨機も使われます。
研磨工の作業環境は劣悪で、週48時間働いて月給は1万円位だとのことです。
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研磨されて、そして製品に
非常に大きなポイント型、そして丸玉
きれいですね!
あなたもいかがですか?
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はだしのアントニオ(右のお腹の大きい男)
私のパートナーです。
昔、貧しかった頃、靴も買えずいつも裸足で歩いていたため、このようなニックネームがつけられたそうです。
私がこのような石が欲しいというと、何キロでも車をとばして奥地のまたその奥地の産出地まで石を探しにいってくれます。
とても親切で素朴なブラジル人です。
いかがでしたでしょうか?山から掘り出された水晶が、どのように研磨されて製品になるかお解りいただけましたでしょうか?






